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オーケストラバルスVol5参加記 その3(ラピュタ中毒に) [オーケストラバルスVol5]

【ラピュタテレビ初放送】
ラピュタのテレビ放送に備えて、ウォッチマンと言う地元の家電量販店で
50円のVHSビデオテープを購入し、録画の準備万端整えました。

ただ、放映当日は、私は桶狭間の親戚の家に行かなくてなならなかったため、
録画操作は兄貴に任せ、親戚の家で親戚も巻き込んで鑑賞しました。

テレビは宮崎駿監督をゲストに、CWニコルさんがVTRでメッセージを寄せると言う
中々凝った構成で、今では想像もできませんが、当時まだテレビ出演に慣れていなくて、
ガチガチに緊張気味に話す宮崎監督のインタビューを見ることができました。

本編が始まり、今まで断片的だった記憶がどんどんと繋がって行きます。
ラピュタ崩壊のシーンでニュース速報(誘拐事件解決の報)が入るというハプニングが
あったものの、あっという間に放映は終わり、ただただ放心状態でした。

そこから、私のラピュタ中毒が本格化しました。
まず、一日一ラピュタといった具合で、兄貴が録画してくれたビデオを毎日飽きもせずに
見まくりました。50円の安いテープでしたが、切れたりデッキに巻き込まれたりすることなく
毎日私にラピュタを届けてくれました。おかげさまで、セリフはもちろんの事、
ハプニングで入ってしまったニュース速報まで全部頭の中に入ってしまいました。

さらに、中学校入学のお祝いでもらった図書券などを、全部ラピュタ関連書籍につぎ込みました。
とりわけ、徳間書店から出版されていたロマンアルバムと絵コンテは読みふけりました。
ロマンアルバムは、制作時の裏話がとても面白く、
絵コンテは、聞き取りにくかったセリフのリスニングに役立ちましたし、
何といっても極めて分かりやすく画面構成や登場人物の動きが説明されているのに感動しました。

そんなこんなで、私の生活は毎日がラピュタ一色で、
友達と話していてもラピュタ、
授業中もノートの端っこにラピュタキャラクターの落書き、
家に帰ればもちろん一日一ラピュタ、
それ以外はあんまり記憶にない、というようなありさまでした。

そして、そんなラピュタのキャラクターでも特に惹かれたのが「ムスカ大佐」でした。


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