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国立劇場5月文楽公演 [日常生活]

久しぶりの更新となりました。
初夏の陽気に吹く風も涼しく爽やかで、開業したてのスカイツリーも一日で20万人という
空前の賑わいを見せているようです。

国立劇場へ文楽公演を見てまいりました。

<演目>
八陣守護城(はちじんしゅごのほんじょう)
    門前の段
    毒酒の段
    浪花入江の段
    主計之介早討の段
    正清本城の段   

契情倭荘子(けいせいやまとぞうし)
    蝶の道行

傾城反魂香(けいせいはんごんこう)
    土佐将監閑居の段

艶容女舞衣(はですがたおんなまいぎぬ)
    酒屋の段

壇浦兜軍記(だんのうらかぶとぐんき)
    阿古屋琴責の段

<出演>
竹 本 住大夫さん
竹 本 源大夫さん
鶴 澤 寛 治さん
鶴 澤 清 治さん
吉 田 簑 助さん
吉 田 文 雀さん 他

大阪発祥の文楽は中々東京で見ることができる機会が少なく、年に数回ある国立劇場
の公演もチケットを取るのは容易ではありません。
今回初めてチケットを取ることができました。

一人ですべての役を演じる大夫さんの、時に力強く、時にしなやかな語り口に魅了され
ました。特に竹本住大夫さんは登場しただけで凛とした存在感があり、一度語り始めれ
ば、その野太い声からは想像もつかない程の繊細な表現に圧倒されます。

考えても見れば、大夫の語りと三味線だけという究極にシンプルな構成で、物語を進行
するのですから、実にとてつもない表現方法ですね。

次回の文楽公演は9月とのこと。色々学びながら、楽しみに待ちたいと思います。
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