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ワーグナープロジェクト名古屋「パルジファル」 [音楽]

ワーグナープロジェクト名古屋「パルジファル」が終演いたしました。

構想5年、準備に3年を費やし、アマチュアオーケストラと合唱団でパルジファル全曲を演奏しよう
というこのプロジェクト、Bassドラはコントラバス奏者として1年参加させてもらっただけなのですが、
大変大きな満足感に浸って終えることができました。


IMG_0241.jpg
練習の一コマ

オーケストラ練習は名古屋近郊のホールなどを借りて昨年11月から始められました。
はじめはオケだけの練習なので
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ジャン!・・・・・・・・・」
とか
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・テテテテン」
とか、
ピースのかけたパズルのような感じで、
なかなか全体像を把握することができませんでした。
写真のように合唱とソリストが入った練習は8月に入ってから集中的に行われました。
回を追うごとに音楽が組みあがっていく様は、演奏していて快感でした。
IMG_0242.jpg
本番当日の舞台の建込みの様子。演奏会形式でしたが、演出も取り入れられました。
舞台中央を開けて、ソリストたちの出入り口にします。
芸術文化センターコンサートホールの中央扉は
「開かずの扉」だと思っていたので、これが開いている光景を見られるだけで感激です。
IMG_0243.jpg
建込みが終了するとこんな感じになります。ソリストは舞台中央の通称「お立ち台」に、
合唱団はオルガン前のP席に陣取る形となります。
どうです!なかなかのものでしょう?

演奏会は15:30に開始され20:40頃終演いたしました。
体力が持つだろうかと心配しておりましたが、あっという間に過ぎてしまった感じです。

最後の和音が静かに消えて、会場全体の明かりが落とされ、しばらく静寂が続いたのち
「ブラボー!」とともに万雷の拍手でお客様が応えてくださいました。

色々コンサートには出させていただいておりますが、これほど幸せなカーテンコールは初めてでした。

終演後は大急ぎで舞台を片付け、市内のホテルで打ち上げです。
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挨拶をされる三澤先生。この後もたくさんのソリスト、スタッフの方の挨拶が続きました。
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ソリストと主要メンバーたちで記念撮影。感激のあまり涙ぐんでいる人も。

IMG_0277.jpg
翌日の読売新聞にはこのように演奏会のことが記事にして掲載されていました。
CBCテレビのニュースでも流れたとのことで、改めてビックプロジェクトだったのだと思い、
それに参加できたことが信じられない思いです。

三澤先生はじめご指導くださった皆様、
ソリストの皆様、
オーケストラ、コーラスの皆様、
裏方で支えてくださった皆様、
支えてくださったワーグナー協会の皆様、
そして何よりこの企画を立ち上げた愛知県警のお巡りさん、
すべての方に感謝申し上げます!

Vielen Dank!


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